2014年05月30日

弱体化した? 国連の役割は終わったのか?

5月13日、シリア内戦の和平を担当する、国連とアラブ連盟のブラヒミ合同特別代表が、辞任の意向を発表した。

国連の全面的支援が得られず、シリア和平を進められないことが理由。

これに象徴されるように、北朝鮮の核開発やクリミア問題などでも、国連は期待される役割を十分果たせていない。

果たして、国連は「弱体化した」のだろうか?



国境を戦火が覆い尽し、子どもたちは飢えに苦しむことだろう。

むきだしのあばら骨は国を憎むことだろう。

それでも、大人は政治など、あてにしないのだろう。


春を呼べ!

世界の町々に春を呼べ!

posted by ホーライ at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月21日

協和発酵キリン ネスプの医師主導臨床研究にMRが不適切な関与

協和発酵キリンは5月16日、都内で記者会見を開き、腎性貧血治療薬・ネスプ(一般名:ダルベポエチンアルファ)の医師主導臨床研究で、実施計画書(プロトコル)の作成、データ入力の代行、解析業務に同社MRらの不適切な関与があったことを明らかにした。

一体、いつまで?
一体、どこまで?

僕たちの世界を復活できるのは僕たち自身しかない。

モニターの皆さん、CRFの下書きだけは止めましょうね。

もう、そんな時代じゃないよ。

posted by ホーライ at 05:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 製薬業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月17日

貧血薬臨床試験:販売元に個人情報提供 札幌東徳洲会、陳謝

貧血治療薬の臨床試験を巡り、札幌東徳洲会病院(札幌市)で腎臓内科部長の医師=諭旨退職処分=による国の指針違反があった問題で、この医師は販売元の協和発酵キリン(東京)の社員に患者の個人情報を渡していた。

病院が発表した。

個人情報保護法違反の可能性がある。

社員は試験の関連書類の作成やデータ解析などで不適切に関与していた。

どうなるんだろう?製薬業界。

誰か、カリスマ的なリーダーが必要なのか。

それとも、全職員の地道な仕事が業界を救うのか?

根が深い。

製薬業界は、案外、古い体質なんだね。

やっていることは「医学の最前線」だと言い張っているけれど。

posted by ホーライ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 製薬業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月11日

『スキル』だけでは駄目なんだな。

どんなにスキルに長けていても、「人間」として問題があれば、これはもう「論外」なのだ。

逆に「人格」「正義」「信念」のある人は、多少、スキルがなくても成功する。

特にモニターが治験責任医師等やCRCと信頼関係を築くには、「スキル」よりも「人格」・「人望」がはるかに必要だ。

「口先」だけでのヒトを、果てして、あなたは信頼するだろうか?



そして、そのような人格・人望は1日にしてならない。

それこそ、3年、5年かかって信頼を得る、ということすらある。

怖いのは「信頼を失う」には3秒もあれば足りる、ということだ。

これは、今の日本の科学世界にピッタリの必要事項だ。

「良心」は科学者に必要な最低限度のことだ。

その「良心」を今、日本の科学は問われている。(モニターもCRCも治験責任医師等にも。)

posted by ホーライ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学に関する事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月08日

多種多様な教育方法を提供して欲しい、と切に願います。

中学校を卒業できず、義務教育年齢を超えた人が通う「夜間中学」が、学び直しの場として見直され始めている。

家庭の事情やいじめで不登校になった生徒や、日本とは学制が違う外国人のように中学校での学習機会を失った人が多くいる一方で、受け皿の一つとなる公立中学校夜間学級は全国でも8都府県に計31校しかない。

4月24日には夜間中学の充実を目指す議員連盟も発足した。

学びの場は多様であるべきだ。



僕の息子は有名私立高校をドロップアウトして、その後、所謂サポート校を使って高卒の資格をとった。

サポート校とは、高等学校通信教育を受けている生徒や高等学校卒業程度認定試験合格を目指す個人に対して、学習に対する支援などを行う教育施設である。

学習センター (高等学校通信教育)とも呼ぶ。

サポート校という呼称は通称であり、法的な根拠・区分・権限などはなく、学習塾である。

その息子は多摩美大に入学し、無事に卒業した。


多感な思春期にあっては、人間の成長の仕方は多種多様であり、一般的な中学校や高校に通えない人も多い。

また、「いじめ」や「適応障害」などもある。

どのような形であっても、本当は、子どもたちは学びたいのだ。

そのような子どもたちのために、画一的な教育ではなく、多種多様な教育方法を提供して欲しい。

大事なことは、全ての人に学習の場を提供することであり、「人とちょっとだけ違う生き方をしている子供」をつまみ出すことではない。

posted by ホーライ at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月05日

本当に幸せなの?

「障害」を持ったがために、スポーツや芸術に果敢に挑戦する人がいる。

この人、もし、障害が無かったら、こんな過酷なスポーツに挑戦もしないだろうし、こんなに人を感動させないんじゃないのなかな、とパラリンピックを見て、いつも思う。

もし障害が無かったら、わざわざ、スキーをしなかっただろうな、等と思う。

障害があるからこそ、障害が無い人と同じスポーツをしたいのかな、と想像する。(これは、あくまでも、僕の感想ね。)


よく障害者の方が、たとえば、『五体不満足』の乙武 洋匡さんなどは「障害は不便だけど、不幸じゃない」と言う。

そんな言葉、きれいごとじゃないの?と思っていたが、パラリンピックの選手を見ていると、あ、この人、今、幸せだろうな、と思う。

こういう考え方ができるようになった、きっかけにNHK Eテレの「障害者バラエティ バリバラ」という番組がある。
    ↓
http://www.nhk.or.jp/baribara/


僕も心の障害を持っているが、だから、きっと、こんな文章を書いている(書ける)のだ、と自覚している。

幸せかどうかは、その人の心が判断する。

その心に障害があると、なかなか、幸せだと感じられない、ことが多い。

普通の人なら、さら、と流すようなことが、僕は流せない。(この性格は息子に、もろに遺伝した。)

でも、それでは、毎日が苦痛の連続なので、とにかく、思考の悪しき流れの習慣を変えようと努力する。

それでも、僕の心は絶対に治らないんじゃないかと、何度、自暴自棄になったかしれない。

でも、とにかく、苦痛から逃れたくて、いろんなことを試した。

たとえば、「認知療法」とか「森田療法」とかね。(薬も補助的に今も使っている。)

50歳を過ぎた今、やっと、その心の悪しき習慣から脱却できて、「本当に幸せなの?」と聞かれれば、「まぁ、人生なんて、そんなもんさ」と思えるようになってきた。

長く辛い時代を過ごしてきたけれど、これだって、幸せさの一種さ、と思う。

posted by ホーライ at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月01日

てんかん、就活での開示促す 福岡労働局、高校に文書

厚生労働省福岡労働局が2012年7月、てんかんを患う就職希望の生徒に主治医の意見書をハローワークに提出するよう、福岡県内の高校に求めていたことが30日、同局への取材でわかった。

公正な選考採用を定める職業安定法などに触れる恐れがあり、厚生労働省は同局を指導した。

患者団体は「差別的だ」と批判している。


病気を持っている人は、他人も自分もケガなどをさせない、しない、職種に就くように手配できるようにという目的のために上記のことが行われたのだろうか?

ただ、病気を持っているというだけで、就職に差が出ると、淋しい。

病気を持っている人、障害を持っている人、それ以外の人、それぞれが、それぞれの強みを活かし、弱みを補いながら、仕事ができたらいいのに。

製薬業界は「病気で食っている」業界なのだから、積極的に持病がある人、障害がある人を採用すべきだ。

大事なことは『病気の有無』ではなく仕事に対する『やる気の有無』だと思わない?



posted by ホーライ at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 医学系の問題・課題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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