2014年01月21日

たとえ「SOP」や「法律」があったとしても

●JR北海道でSOPで決められている「点検」をしていなかったり、期日をオーバーしたり、データの捏造・改ざん(!)が次々と問題が明らかになってきた。
    ↓
http://www.jrhokkaido.co.jp/


「国土交通省からの改善指示を受けて」という反省が上記のサイトにある。
    ↓
http://www.jrhokkaido.co.jp/pdf/131129-01.pdf


さらに「安全性向上のための取り組み」というページもある。
    ↓
http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/safe/index.html


このような事態を「他山の石」とし、あるいは「対岸の火事」とせずに製薬業界・治験業界は業界をあげて、国民からの信頼を再度、構築すべきだ。

「いやいや、あれは特定の会社がやったもんんで・・・・・・・。」と他人ごとにしないほうがよい。

そりゃそうなのだが、国民、患者から見れば「だから、製薬会社(業界)の薬は信頼できないんだ」とか「治験に参加したら何をやられるか分からない」となる。

各社の問題であって、業界団体としてはやることがない、という意見もあるだろう。

だったら、「全ての製薬会社・CRO・SMO・治験責任医師」に集まってもらい、GCPその他の精神を叩き込んだらいい。

僕はいつも言っているが「SOPができました。はい、もううちは大丈夫」ではないのだ。

「SOP」があっても、一度も開かれずにほこりまみれになっていることだってありうる。

根源的な問題は「人間」にある。行う

まずは、その「人間教育」を業界あげてべきだ。

手遅れにならないうち。


posted by ホーライ at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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