2014年06月03日

新型出生前診断、日本はどうする 米では検査拡大進む

妊婦の血液から胎児の染色体異常を見つける新型出生前診断で、検査項目の拡大が米国で加速している。ほとんど症状の出ない場合もある異常も追加された。

陽性と判定されれば、中絶につながりかねない。

日本でも同じ動きが出る可能性もあるが、将来を見据えた議論は始まっていない。


産まれる前にあなたの運命が決まっているという。

50余年を生きて知ったのは、運命なんて変えられるということ。

でも、遺伝子に組み込まれていたら、それは変えられない運命なのかもしれない。

その時、僕たちは運命を幸福と呼べるようにしてあげられるだろうか?

それとも、ただの不幸として、その子を育てるのか?

その子の運命を文字通り、あなたが握っている。
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2014年06月02日

<被爆2世>白血病発症に差 「早い誕生ほど危険」

白血病を発症した広島原爆の被爆2世のうち、父親が被爆し、戦後早い時期に生まれた人ほど、発症の危険性が高いとする研究結果を、鎌田七男・広島大名誉教授(血液内科学)らの研究グループがまとめた。1日に長崎市であった原子爆弾後障害研究会で報告した。

鎌田氏らによると、原爆投下の1〜15年後に生まれた被爆2世の白血病患者54人ときょうだい95人の計149人について、親の被爆から誕生日までの日数などを分析。父が被爆した2世のグループで、被爆に近い時期に生まれた子どもほど、白血病にかかる確率が高い傾向があった。父親の被爆から誕生までの時間が経つほどこの傾向は弱まったという。

僕たちが思っている科学と現実の科学の差を埋めるには、個人の良心の高さが必要だ。

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2014年05月11日

『スキル』だけでは駄目なんだな。

どんなにスキルに長けていても、「人間」として問題があれば、これはもう「論外」なのだ。

逆に「人格」「正義」「信念」のある人は、多少、スキルがなくても成功する。

特にモニターが治験責任医師等やCRCと信頼関係を築くには、「スキル」よりも「人格」・「人望」がはるかに必要だ。

「口先」だけでのヒトを、果てして、あなたは信頼するだろうか?



そして、そのような人格・人望は1日にしてならない。

それこそ、3年、5年かかって信頼を得る、ということすらある。

怖いのは「信頼を失う」には3秒もあれば足りる、ということだ。

これは、今の日本の科学世界にピッタリの必要事項だ。

「良心」は科学者に必要な最低限度のことだ。

その「良心」を今、日本の科学は問われている。(モニターもCRCも治験責任医師等にも。)

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2014年04月29日

「一点の曇りもない」…山中教授が切り貼り否定:ALCOAだよん!!

京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が2000年に発表した論文中の画像や図表に不正の疑いがあるとインターネット上で指摘があり、山中教授は28日、同研究所で記者会見して「論文の内容に一点の曇りもない」と不正を否定した。

一方で、当時の実験ノートから元データが見つからなかったことも明らかにし、「データ管理が不完全だった」と陳謝した。


ね?!

オリジナルの原データが重要なんだよね。

だからさ、治験に限らず、科学全般にALCOAの思想が必要なんだよね、と強く思いました、とさ。

posted by ホーライ at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学に関する事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

僕たちも同類だ。だからこそ

ディオバン事件の資料を読んだ。

古い体質が未だに、そこかしこに亡霊のように存在していることを再認識した。

便宜を図ってもらうために、お金を払う方もお金を受け取る方も『罪の意識が無い』というところが一番の問題だ。

科学は(臨床試験も含めて)、誰かが再現性を確認するつもりで試験をすれば、すぐにデータがねつ造かどうかが分かるという分野だ。

STAP細胞にしろ、ディオバン事件にしろ、「誰かが再現性を確認するかもしれない」という考えが当人に浮かばなかったのだろうか?

もし、「再現性なんて誰も確認しないよ」と考えていたならば、山中先生が言うようにその人たちは「未熟」だ。

あるいは、不遜だ。

僕たち自身にその血が一滴も流れていないとは言えない。

僕たち自身にも「未熟」な部分がある、ということをまずは認識しておこう。

僕たちは「未熟」だ。

だからこそ「良心」が頼りだ。

最低限の誇りを捨てないようにしたいものだ。

僕らもいつ、「あちら側」に変わるか分からない、という頼りない存在である。

でも、それを知っているか、どうかが、大きな分かれ目だ。


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2014年04月06日

山中教授「30代の研究者は未熟」 指導の重要性指摘(若い人の科学離れが心配)

●山中教授「30代の研究者は未熟」 指導の重要性指摘

理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子さんの事件について山中教授が衆院内閣委員会で参考人として意見を述べた。

僕のことを考えても30代の科学者は「ひよっこ」だ。

一部の天才を除いて、科学者は40〜50代で真価が分かる。

若い人の自由闊達の発想と、その発想の真相をかぎわける先輩科学者が必須だ。


でも、この小保方さんの事件で、若い人の科学離れが進んだら、淋しいなぁ。

あぁいう人はごく一部だからね。


世界の真理を解き明かせたいと思っている人だった、どうぞ、科学の世界へおいでくださいね。
posted by ホーライ at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学に関する事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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