誇大広告をした社員を不詳として告発に踏み切った厚労省だが、白橋容疑者の逮捕については、「白橋容疑者ひとりで終わるかどうか、今後どう発展するか分からない」と慎重な見方を示す。
捜査の状況を見守り、今後ノ社への行政処分も検討するという。
今、問われているのは製薬会社1社のことではない。
製薬業界、治験業界、医療機関、全ての関係者の意識が問われているのだ。
今回の件で、もし体制を変えられないようなら、この先、50年は体質を変えるチャンスは無いと思ったほうがいい。
一般市民の人にすれば製薬業界はみな同じだろ、と思えるのだ。
モニターもCRCも治験責任医師、治験分担医師も、リーダーも部下も、全ての人たちの意識が問われている。
どんなにルールを厳格化しても、もし、意識が変わらなければ、体質は変わらない。
各社で必ず、コンプライアンスの研修を必須とすべきだ。
意識を変える教育をするのだ。
もう一度、言おう。
ルールを厳格化しても関係者の精神構造が変わらなければ、何も変わらない。
ラベル:デュオバン問題